昭和46年(1971年)の切符



 東北周遊券 〕

6月29日から7月8日 

5700円


「日本国有鉄道」の名称が時が移り変わりを感じますね!!
通称「国鉄」で、電車区間は「国電」「国電」と呼んでいましたね。

また”旧特急こだま”型電車のヘッドマークとして
JNR
マークが誇らしげに付いていたのが思い出されます。
この頃が「国鉄」の一番華やかで輝いていた時代だったのでしょう。

この年会社に在職しながら夜間大学に通う事になりました。
夏休みに学友と一緒に東北旅行に行った時の周遊券です。

この当時均一周遊券が充実しており、学生の間では周遊券を
利用しての”貧乏旅”が多いに流行っていました。
俗に言う「かに族」と言って、リックを背負って駅の待合室や、
ベンチで寝るといういたってシンプルで
夢のある旅でした!!



( 表 紙 )

(周遊乗車券)


( 裏 面 )

     陸中花輪駅の蒸気機関車!! 


八幡平の藤七温泉からバスで国鉄花輪線・陸中花輪駅着いて十和田湖に行く為に南十和田駅に行く列車を待っている時に撮った写真です。

この当時ローカル線はSLの全盛時代でした。
たぶんこのSLは8900型ではないでしょうか?

(青森駅の駅弁)

(秋田駅の駅弁)

〔 その他の切符  〕

(普通切符)

切   符 切符の種類 切符の特徴 ハマちゃんの思い出
乗車券

3月23日
深谷から
東京電環ゆき

320円
深谷に何しに行ったのかはまったく思い出しません。

ここでも東京電環の名称が出てきましたね。
懐かしい響きです!!
乗車券

5月4日

矢印式切符

熱海40円区間
まったくもって記憶という物は無くなってしまうのですね。

5月の連休の谷間の4日なので遊びに行ったのでしょう?
乗車券

10月24日
西武鉄道

狭山l湖池袋

130円
これも日曜日なので遊びに出かけた帰りの切符なのでしょうか?
乗車券

10月18日
甲府から
東京電環ゆき

550円
ここから3枚、立て続けに甲府からの切符有りますが、何かの仕事で出かけたかはやはり記憶にありません。
乗車券

11月1日
甲府から
立川ゆき

400円
記憶になし
乗車券

11月8日
甲府から
八王子ゆき

360円
記憶になし


(急行券・特急券・バス乗車券)

切   符 切符の種類 切符の特徴 ハマちゃんの思い出
急行券

3月23日
深谷→100Km

100円深谷→100Km

100円
「深谷駅」と”急行”で思い出されるのは、1966年に地元の国会議員で当時運輸大臣であった荒船清十郎氏が、深谷駅に急行を停車させる様に、国鉄に指示したと問題になって辞任させられた事件を思い出します。

この切符の5年前までは、深谷には急行は停車しなかったのですね!!
バス乗車券

7月2日
岩手県中央ばす

盛岡バスセンターから
蓬莱境ゆき

610円
東北周遊券を利用しての途中、盛岡から八幡平の藤七温泉 (東北一の標高を誇る天然温泉)に行った。

その当時はまだ電気が無くてランプの宿であったのを鮮明に覚えています。

ランプの明かりに映りだされた、乳白色の温泉がとても幻想的であった事を記憶しています!!
急行・寝台券

7月6日
みどりの窓口での
電算打出し切符

秋田から
上野まで

1400円

五反田駅発行
今までの硬券の切符からコンピュターで切符の指定券の予約が出来るみどりの窓口のシステムが出来て、自分で買った初めての切符です!!

この”みどりの窓口”のシステム(マルスと言うそうです)が始まってのは昭和40年10月からなのだそうです。
ですから、この切符より6年前から稼動していたのですね。

ただしコンピュターの端末がある駅は限られた主要駅だけと、交通公社のだけだったそうです。

今ではすべてプリントアウトされて出てくるのですが、この頃は券の種類・日にち・号車番号・座席・金額等のみで乗車駅・下車駅・列車名はスタンプ、発車時刻は手書きで行われていたのですね!!

隔世の感がありますね。
急行券

10月11日
平泉→201km
以上


201km以上の表示になっていますね?今までなかったな〜!!

300円
この時期、夜間大学に通っていたので出張する事は出来なかったと思われます。
 たぶん同僚からもらった切符ではないかと思います。

平泉と言えば夏休中の8月に平泉の隣町の花泉町に出張に半月程行っていた事がありました。

この辺りは「泉」と付く地名が何故か多いのです?
急行券

10月18日
甲府→100Km

100円
これも記憶になし!!
特別急行券

12月14日
電算打出し切符

やまばと2号

山形から
上野ゆき

800円

新庄駅発行


  注意!!
特急ととは書かれていないで、特別急行券。になっていますね!!)
12月に入って大学が冬休みになって、久々に出張となり山形県は新庄に河川台帳図の水準測量・現地調査の仕事に行きました。

この時は新庄に着いた時は晩秋の景色でしたが、一夜明けたら外は一面の雪景色となっていてびっくりしたのを思い出します!!

仕事が終了して帰り道スキーをしてみようと会社には内緒で(もう30年以上経っているので時効ですね!?)蔵王で一泊し、蔵王スキー場で遊んだのでした。

その為蔵王からバスで山形駅に出て、「やまばと2号」に乗って帰って来た時の切符です。

今新庄は山形新幹線で東京から一本で行ける様になるなんて夢にも思っていませんでした!!

(山形県・新庄出張)


一夜明けて一面の
”銀世界
新庄」にて
     

水準測量をする為に雪の中を
水準点の標石探しで”雪かき”
(木で出来た物を売っていた) を使って、腰まで雪に埋れて 掘っているところの写真です。  


良くぞ残っていた写真が出てきましので記念に貼っておきました!

     
初めてのスキー!!
蔵王スキー場

平日の為かなんとすいていた事か!
 

貸しスキーを借りて滑ってはみましたが何回滑っても すぐ転んでばっかりした記憶が残っています。
 
まだ12月の中頃の為、木々は樹氷にまでにはなっていませんでした。

会社にズルでのスキー!!
ごめんなさい!!


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