昭和45年(1970年)の切符



 万国博覧会記念回遊券 〕

4月3日  金額は不明です!?  
特別の周遊券です!!


この年(1970年)は高度経済成長真っ只中の、華やかな時代を背景にして日本で初めての
万国博覧会が大阪で開催された年になります。
1970年3月14日から始まって間が無い4月3日から5日間有給休暇を取り、
専門学校時代の友人が吹田市に居たのでそのアパートに寝泊まりしながら、
万博にせっせと通った事を思い出します。


原寸大で〜す!!
( 表 紙 )

(回遊乗車券)

( 裏 面 )

万博会場にて
この写真はオーストラリア館の可愛いコンパニオンのお嬢さんとのワンショットです。

ミニスカート全盛の時代なのが偲ばれます!!

また後にオーストラリアに行く事になるとはその時は思ってもいませんでした。

まだまだ海外旅行が一般庶民に出来る時代ではなく、これ程万博が人気が出たのは
擬似海外旅行
ではなかったのでしょうか。
(万国博覧会入場券)
(万博会場案内図)

〔 その他の切符  〕

(普通切符)

切   符 切符の種類 切符の特徴 ハマちゃんの思い出
伊豆急行
乗り継ぎ
乗車券

5月6日
伊豆急下田から
横浜・鶴見間ゆき

760円
ゴールデンウイーク開けの5月6日なのですが記憶がハッキリしませんが、もしかすると社員旅行で伊豆に行った記憶があるので、その帰りの切符かもと思っています。

5月5日の芦ノ湖の写真が出てきたので間違いなくその時の切符でした。
京浜急行
乗車券

6月7日

矢印式切符

三浦海岸⇔弘明寺

130円
この切符に関しては一切の記憶なし!!

コロッケが5円の時代の130円です。
現在の金額が410円ですから約3.2倍ですね!!

コロッケはだいたい現在は60円として約12倍!! してみると鉄道の料金はあまり高くなっていないんですね。
乗車券

6月9日
土浦から
東京電環ゆき

280円
仕事で土浦支店に何かの用事で出かけた帰りの切符と思われます。

初めて常磐線に乗ったのでしょう。

東京電環の呼び方が懐かしいですね!!
現在の山手線内の事を電車環状線の略で電環と呼んでいたのです。

下の切符の東京都区内とは23区内の駅
の事です。
乗車券

8月7日

(急行券へ)
水沢から
東京都区内ゆき

1980円
岩手県の水沢市周辺の圃場整備の地図を作る為の仕事で行った時の帰りの切符です。

旅館で作ってもらった弁当を持って道路に沿って水準測量をして、お昼になると神社の境内などで食べて記憶があります。

暑いので木陰で3時頃まで昼寝をして少し涼しくなってから作業をしていた、のんびりした良き時代でした!!
乗車券

9月27日
両矢印式切符

関内⇔30円区間
30円の数字の位置が乗車駅名のすぐ上に書かれていますね。

ちょっと珍しいのかな?
乗車券

12月23日

(特急券へ)
石巻から
東京都区内ゆき

1730円
河川台帳図の地図を作る為に現地調査に行った時の帰りの切符です。

この時は建設省の人とジープで同行し、鳴子温泉で保養所に寄った事を今でも鮮明に覚えています。

年末で慌ただしかった事も記憶しています。


(急行券・特急券)

切   符 ハマちゃんの思い出
急行【北星】どうです、いい響きの名称ですね。

今の列車の名称はどれも同じ様で味気ないですね!!

この頃は列車ごとに個性ある名称の急行列車が日本全国を数多く走り回っていました。

八甲田・鳥海・出羽・銀河・・・・の急行列車が思い出されます。

この頃は特急より急行を利用することが多かった。
安いし、本数も多かった。この頃の国鉄は急行がメインでダヤが構成されていたのでしょう。
切符の種類 急行券・B寝台券

8月7日
切符の特徴  急行寝台列車 【北星】

 水沢から上野

 1400円

 切符の幅が広い(8.7cm)
切   符 ハマちゃんの思い出
ハマちゃんはこの形式(硬券で横長)の切符が一番気に入っています。

この切符を手にするといよいよ旅が始まるという気持ちが湧いて来て持っているだけで嬉しくなる切符でした。

東北新幹線が開通するまで、仙台⇔上野間は”旧こだま型”の
特急【ひばり】が走っていました。

ちなみに、この時乗った【ひばり】が憧れの”旧こだま型”の電車特急だったと思い出されます。
切符の種類 特急券

12月23日
切符の特徴
 特急電車【ひばり4号】

 仙台から上野

 800円

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