横浜市のマンホール(1)
上 水 道
消火栓
消火栓は道路上にオレンジ色に着色されており、一番目立つマンホールです。
読んで字のごとく火事の時の消火作業時にマンホールを開けてホースにつなげて
使用します。
【 新発見!! 】 旧居留地である山手町のイタリア山公園から石川町駅に降りる坂道上にあった消火栓です。 消火栓の字が右書きでさらに字体が旧字体で書かれています。 また上部に”FH”と英語の”FIRE HYDANT”の頭文字だと思われます。 横浜市の市章が書かれているので、少なくとも大正以降のものである事は間違いありません。(市章制定・明治42年)それでも非常に古い消火栓です。 |
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四角の珍しいマンホールです。 右書きで消火栓と市章を挟んで「横水」と書かれています。 多分戦前の物ではないでしょうか? (関内の本町辺りに有り) |
四角のマンホールでY.W.Wと書かれている。 昭和20年代の物と思われます |
字体が明朝体で書かれている消火栓 大きな市章が良いですね!! 昭和30年代の物と思われます。 |
字体がゴシック体で書かれている消火栓 昭和40年代以降の物と思われます |
最新の消火栓です。 「消」の字の書体が面白いですね!! 水道管の口径数値が書かれています。 ちなみにこの写真は口径150mmです。 |
みなとみらい21地区の消火栓です。 歩道の敷石と同じ物がマンホール内に埋め込んでいます。 |
仕切弁(ソフトシール弁)
仕切弁は水道管の工事等で一定の区間の水を止める必要がある時にバルブを閉めて
水の流れを止める為のマンホールです。
大体道路の交差点の各道路部の端にあります。
ソフトシール弁も仕切弁です。ただし弁の形状が少々異なるそうです。
仕切弁としては撮影した写真の中では一番古いのではないかと、思われます。 「SV」とは仕切弁ではないかと思われますが不明です。 また「Y.W.W」との表記も古いものです。 |
「仕切り弁」と「り」のひらがなが入っています。 昭和30年代のものと思われます。 真中は漢字の「水」をデザイン化したものと市章が書かれています。 下は「横浜市」となりました。 |
ここから「仕切弁」の表記となりました。 昭和50年代からのものと思われます。 さらに枠縁には上部には噴水マークがカラーで付き、「YOKOHAMA」の表記も付きました。 |
ソフトシール弁でマークと市章がありますが、まだ枠縁の表記はありません。 たぶん昭和40年代からのものと思われます。 |
タイル張り道路に設置したマンホールで各表記が幾分小さめに書かれており、少しでもタイルの部分を多くする為ではないかと思われます。 | みなとみらい地区で見つけたものです。 日本丸のイラストと枠縁には噴水マークと「YOKOHAMA」の表記があります。 上水マンホールとしてはイラスト付きは全国的にも珍しいです。 |
最近の仕切弁で大きさが20cm位とかなり今までのものより小さくなっています。 色も青に真中に噴水マークが付き水道管の口径数値も入っていて見た目もきれいで機能的なマンホールです。 |
工業用水の仕切弁でかなり古いものと思われます。 Y.W.WとSV表記がそれを物語っていますね。 旧三菱造船所近くの桜川新道にありました。 |
工業用水の仕切弁で新しいものと思われます。 旧三菱造船所近くの桜川新道にありました。 |
よくもこれだけ磨り減るものですね。 何十万回とタイヤと接して出来た芸術品ですね。 |
「多目的仕切弁」と表記されています。 どの様なものなのかは不明です? 時期的には最新のものでしょう。 |
最新の仕切弁でしょう。 仕切弁表記と口径表記がされています。 全体は菱形模様で埋められています。 |
300SVと表記されている珍しいマンホールです。 港南区上大岡にありました。 |
空気弁・その他の弁
空気弁とは空気を出したり入れたりして、水の流れを調節する為のバルブだそうです。
この空気弁は滅多に見ることはないようです。
浄水場と浄水場を結ぶ様な幹線の水道管にあるのではないかと思われます?
75mmAIR VALVEと書かれている珍しいマンホールです。 関内の本町地区にあり戦前からのものではないかと思われます。 四角のものも珍しいですね。 |
工業用水の空気弁です。「AV」と書かれており、昭和30年代のものではないかと思われます。 市章はまだなく、Y.W.Wの時代のものです。 桜川新道沿にありました。 |
最新の工業用水用空気弁だと思われます。 噴水マークは表記されていませんね。 少し仕切弁に比べて安く作ったのかも? |
空気弁と青で色付きで表記されています。 標準のマンホールより20cm位大きなものです。 |
「ストレーナ」と表記されています。 何なのかは不明です。 調べてみます。ご存知な方は教えていただければ幸いです。 |
「減圧弁」と表記されています。 これも何なのか不明です。 |
「バタフライ弁」と表記されています。 たぶん仕切弁か空気弁の一種ではないかと思います? |